通信制高校とフリースクールの併用は?

通信制高校の卒業率は全体的に5割を切り、この低さは学習や進路に対する指導といったフォローがないことが大きな原因となっています。
しかし安い学費で自分のペースで卒業を目指せるということは通信制高校のメリットとして設置された制度ですから、公立がこれを行うことは困難です。
そこでフォロー体勢を別の学校に求めるという生徒も増えました。
無許可の「学習塾的な学校」には、サポート校とフリースクールがあります。
通信制と併用するならば、どちらが向いているのでしょうか。


<フリースクールと通信制高校>

サポート校もフリースクールも、無許可校の学習塾的なものであることは変わりませんが、内容的には違いがあります。
フリースクールは主に不登校になってしまった生徒のフォローを行うフィールドで活躍しています。
学習指導要領などの枠を意識せず、自由で創造性の高い教育を目指しています。
既存の学校に在籍している生徒については、フリースクールに通った日数を校長の裁量によって出席日数に換算するなど処置も行えるようになりました。
そのような特性から、授業が必ずしも通信制高校のカリキュラムに沿って行われているわけではありません。
通信制高校のフォローとしても「人間形成の学び」という面から考えると機能しないわけではありませんが、単位を取得して卒業を目指すという面で充実させているものは少ないようです。

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高校無償化制度導入と通信制高校

公立高等学校に係る授業料の不徴収及び高等学校等就学支援金の支給に関する法律により、2010年から高校の授業料は原則無料となっています。それは、全日制の高校だけではなく、定時制及び通信制高校にも適用されています。


高校の授業料無料化の流れ

今や、中学を卒業後高校に進学しない生徒はほとんどいない時代となりました。その一方で、幼い時期から塾に通わせるなど、ある程度お金をかけ教育に力を入れている家庭に育たなければ、レベルの高い学校には入学できないという傾向が顕著になり、子供の教育の機会にまで経済格差の影響が表れていると問題視されてきました。そこで、親の経済力が子供の学力を左右することの無いように、通信制高校を含め、高校の授業料無償化の政策がとられることとなりました。


高校の授業料無償化、通信制高校への適用

通信制高校も全日制高校などと同様に、高校の授業料無償化の適用を受けています。多くの通信制高校は単位制をとっているため、履修単位数に応じた支給がなされ、支給対象単位数の上限は高校卒業資格取得に必要とされる最低単位数に相当する74単位分とされています。一単位あたりの支給額は4,812円で、年間の支給対象単位数は30単位まで、支給期間の上限は4年となっています。支給に際しては、所得制限が設けられましたが、大まかに言うと子供二人の4人家族で年収910万円以上とかなり高めの設定なので、一般的な家庭の多くはこの制度を利用することができています。

通信制高校 学費(通信制高校の学費や評判をこちらのサイトで見比べてください)



通信制高校って充実した毎日が送れますか?

全日制高校の場合は毎日通学して勉強したりするわけですから充実するかもしれませんが、通信制ではどうなのでしょう?
通信制高校は毎日登校するわけではありませんが、アルバイトと両立させたりして充実させることが出来るようになっています。
また、趣味を持っている人の場合は学習時間以外の時間を趣味に費やすことが出来るため、楽しい毎日が送れるのではないでしょうか。
過ごし方により充実させることが出来るのかどうか変わってくるというのが正しいと思いますから、何かしら工夫してみることが大事です。


●通信制高校は行事が少ないの?

通常の高校でしたら学校行事が多く行われるのですが、通信制でも同じようになっていることが多いので安心して下さい。
通信制高校でも体育祭や修学旅行、課外授業など様々な行事を用意してくれているので、楽しい思い出を作ることが出来るのです。
行事は自由参加としていることが多いのですが、積極的に参加をすれば友達を作れるチャンスが出来るので一石二鳥ですね。
行事を通じて新しい友達と出会い、そして楽しい思い出作りが出来ますから通信制高校も全日制と同じなのです。


●スクーリングって?

スクーリングとは何ですか?という質問を見かけることもありますが、スクーリングとは学校へ登校することなのです。
通信制高校では、一週間に一回または一カ月に数回スクーリングをしなければならないようになっており、出席日数が決められています。
これは卒業する際に大事なものになっていますので、必ず参加するようにした方が良いものですから、事前に確認することが大事です。
スクーリングは毎週と決めている場所もありますが、中には短期集中型という場所もありますから、注意するようにして下さいね。



通信制高校であえて通学

今は家庭の事情などで、働いてお金を稼がなければならない若者が増えています。そういう場合に一日の大半を学校に費やす全日制を選ぶと、働く時間を設けることは出来ません。ですがせっかく学校に入学するのですから、学生気分も味わいたい。そこで今回は、働きながらも通学気分を味わえる通信制高校についてご紹介します。


仕事都合に合わせて通学出来る

通信制高校の魅力は何といっても、その柔軟性にあります。基本的にレポートとテスト対策を自宅でこなしていればいいので、仕事の時間を削って学業に専念しなくて済みます。そしてスクーリングでは学生として授業を受けることが出来ます。学校によって様々ですが、決まった日に通学するところと自分で通学する日を選ぶところがあります。
仕事が忙しくなかなか都合を合わすことが出来ないという方は、自分の都合に合わせてスクーリングが出来る学校を選ぶと良いでしょう。


通信制高校で会社とは違う、生徒としての立場を味わう

会社では社会人としての責務を果たすためあくせく働きますが、一度学校の門をくぐるとそこではもう学生としての自分になることが出来ます。同じコースに在籍する方々はクラスメイトとして学ぶ仲間です。会社とはまた違った仲間意識を持って人と接することが出来るため、普段の生活から少し離れ、リフレッシュすることも可能です。

通信制高校はとても様々な利用方法があります。いつも頑張って働く自分と一生懸命学ぶ自分、お互いがお互いを引き立たせ、生活にメリハリを生むことが出来ます。この機会に是非通信制の高校であえて通学し、学生としての自分を発見してみましょう。



通信制高校卒業のデメリットはある?

高校の卒業者は、全日制、定時制、通信制の卒業生のいづれかです。定時制の卒業生は就職などの場でもきちんと正当な評価を受けていることは誰もが認めています。定時制高校を卒業した人ほど雇い入れたいと考えている人もいるほどです。しかし通信制高校については、世間にどのように認識されているのでしょうか。
通学がない、学校生活を送っていないと言うところが、デメリットとして写ってしまうのでしょうか。


<通信制高校の世間からの受け止められ方>

企業の人事担当者へおこなったアンケートによると、通信制高校の卒業者に対する印象は、半数以上が卒業高校の形態は問わないということでした。高校卒業をしているということでは、差がないと受け止めているようです。ポジティブな意見としては「努力家」という印象があるといったものも見られました。ネガティブない件としてはコミュニケーション能力や協調性に不安があるといった意見もありました。確かに哀しいことですが、そういったイメージを払拭させるためにも、努力は必要です。通信制高校だからと門前払いを受けるようなことはありません。面接での判断が大きくなります。コミュニケーションスキルを上げるカリキュラムを提供している通信制高校もありますので、不安があればビジネス専門学校系の通信制を選択するのも有効な手段です。



通信制高校の費用負担はどのくらい?

通信制高校にも公立と私立があります。
それぞれに違いがありますが、費用負担の面では差が歴然としています。
それにともなって長所もまた、違いがあるものです。


<公立の費用負担>

公立の通信制高校においても若干の違いがありますが、おおよそ入学金は500円。諸経費4000円程度です。
1年の授業料は1〜3万円程度で、教科書や学習費などで年間1万円前後かかりますが、生活状況などの要件をクリアすれば、無償となるケースもあります。
様々な奨学金制度の利用や優遇処置、割引などもありますので、経済的に負担が小さくなるよう取り図られています。
「経済的な理由で断念せざるを得ない」ということが極力ないように、配慮されているのです。
ただしフォローという面では手薄であり、自分自身の信念をしっかり持たなければ続かないということも、実際にはあります。


<私立の費用負担>

私立の通信制高校の場合は、入学金も2万円程度のも学校から10万円程度の学校まで様々です。
年間の授業料も20万からそれ以上の学校もありますし、その他に施設設備費や教材費、スクーリング費用、諸費などが掛かる場合もあり、年間にして40万円程度の費用負担があると考えてよいでしょう。
それでも私立が選択されるには、学習面や進路へのフォローが手厚いということにあります。
公立においてもスクーリングはありますが、私立はネット面談なども充実させ、先生とのコミュニケーションが更に図れるようになっています。
そういったことから日々の学習計画や卒業、その後の進路の設計も立てやすくなっているのです。



通信制高校で進路を考えるときに

通信制高校に進学して、進路を考えるときが来るかと思います。高校生活は3年間しかありませんから、気づいたら卒業というくらいにあっという間です。大学へ進学しますか?専門学校へ行きますか?就職をしますか?目の前には様々な選択肢が広がっています。


●通信制高校で大学を目指す場合

大学への進学を目指す場合は、選択科目に最初から気を付けておきましょう。理系の大学などでは、一部の選択科目の履修が終えていないと、受験する資格がない可能性があるのです。数学や生物などは選択科目となります。物理や科学なども進路によっては履修が必要になることもあるので、あらかじめ通信制高校の先生などに相談して、選択科目の履修も早めに行うようにしましょう。


●専門知識や資格を身に着けることもできる

一部の通信制高校では、専門学校などと提携し、資格取得を目指す、普通の全日制高校では学べないことを教えてくれるという教育も行っています。スポーツメーカーがバックアップして、スポーツに利用する器材のメンテナンスなどを指導しているところもあるそうです。美容や医療系など、現在は高校生から選択肢の幅は非常に広いものです。しっかりと未来を見つめて頑張りましょう。

通信制高校に興味がある方は下記のサイトもあわせてご覧ください。



通信制高校を活用して就職を有利にすること

現在では様々なスタイルの学校教育の場が用意されています。一般的には小学校から中学校、そして高校から専門学校や大学に進学する方、または途中で就職の道を選択する方も数多く存在しています。どのような道を選択した場合でも、できるだけ後悔することの無いような人生を歩みたいものです。そんな中、通信制高校というものが用意されています。


通信制高校とは何か

通信制高校は基本としては学校に毎日通う必要は無く、自宅で勉学に励むことができるものですが、通信制高校の中には常時開設されている校舎で学ぶことのできるシステムを持ったものも存在しています。利用者としては例えば中学を卒業後に就職をして、後に高校卒業の資格を得たいと考えている方や、高校に入学をした方でも、途中で退学をしてしまった方などの利用がメインとされていますが、大きな特徴としては年齢などを問わずに利用することができるものです。


通信制からの就職

通信制高校の場合では、現在では就職難とされており、不利と思われる一面がありますが、中には同じ系列の専門学校に優先して入校できる仕組みを持ったものや、通信制高校で実施している各種資格取得に向けたカリキュラムをこなすことによって、就職に有利な資格を得ることは十分に可能とされています。



通信制高校とサポート校の関係

通信制高校について調べているとよく「サポート校」という名称を目にする事があると思います。これは言ってしまえば通信制を卒業する為の塾のようなもので、利用する事が出来ればあなたの卒業をおおいにアシストしてくれる事でしょう。


●通信制高校とサポート校の仕組み

サポート校には大きく分けて二種類のタイプがあります。一つはサポート校単独で運営がなされており様々な通信制のサポートを行なっている学校、もう一つは通信制と提携しており提携している通信制の授業をサポートするタイプの学校があります。また特に後者は最初から通信制高校とサポート校両方への入学が義務化されている所も存在します。


●サポート校に関する注意点

ただ気をつけなくてはいけないのはサポート校を卒業しても通信制高校の卒業資格は得られないという点です。例えば時々卒業した学校と違う名前の学校を卒業した事になっているケースが通信制高校ではありますがこれは卒業した学校がサポート校だった事に起因します。結果前述のケースのように卒業資格が取れれば何ら問題はありませんが、もしサポート校だけに通い続けてしまった場合、また通信制高校を謡う悪質なサポート校に入学してしまった場合いつまでたっても卒業ができないといった事態に見舞われます。その為通信制の学校選びはきちんとその学校で卒業する事ができるのか慎重に調べる必要があります。



通信制高校で自分磨き

通信制高校に通うというと「高校卒業資格を取るため」という理由で通っている人が多いように見受けますが、せっかく通う3年~4年間ですから、どうせならプラスアルファな何かを見つけられるとよりお得ですよね。


●通信制高校で自分を磨く

自分を磨くというと、オシャレをしたり、ダイエットしたりという方向の話に限定されてしまいがちですが、内面磨きというのも大事な「自分磨き」です。
例えば友達を作って、笑顔で雑談できるようになるというのもそうですし、知識を増やし、勉強に精を出すというのだって該当します。
本をたくさん読むというのもオススメの自分磨きですね。
先生と話す時に「目上の方に対するきちんとした言葉遣いが出来るようになる」ということを意識して話せば、それだって立派な自分磨きです。


●いつか昔の自分に感謝する時が来る

大人になると、その人が今までどんなことをして生きてきたのかというのが、色んなところに出るようになります。もちろん体型や服などにも出ますが、それよりも顔つきや言葉遣いといった部分に出ることも多いのです。30歳近くになっても敬語のつもりで「~~ッスよ」という言葉遣いしか出来ない人を見ると、「ああ、この人はきっときちんとした社会人経験がないのかな」という風に見られてしまいます。ビジネスの場では、相手の実態がどうかなんてことを確認するだけの時間を取ってもらえないこともしょっちゅうです。そんな時に自然と適切な振る舞いが出来るようになっていることは、非常に大きな強みとなるでしょう。
そんな自分磨きのために通信制高校を活用するというのも有効だと思います。



通信制高校と定時制高校

通信制高校と定時制高校のどちらに通おうか悩んでいるという人は意外と多いですよね。全く種類の違う2つの学校ですので、ここで是非違いを確認してみましょう!


●通信制高校について

その名前の通り、基本的な授業やテストなどはインターネットを介して行われます。スクーリングや質問などもネットで出来るので、なかなか必要な時に、外に出られるとは限らないというような人や、家庭の事情で仕事しなくてはならず、毎日同じ時間に学校に通うこと自体が難しいという人などにもオススメです。
また、専門学校さながらの特殊コースを設けている通信制高校も多いので、夢のためにあえて最初から通信制高校を選ぶという人も最近では増えています。


●定時制高校について

全日制高校の授業や学校のシステムなどはほぼ一緒です。ただ授業などの時間帯がそっくりそのまま夕方~夜にズレこむというだけです。ただ、あまり夜遅くまでやっていると生徒さんの安全が危ぶまれるので、遅くても9時くらいまでで授業が終わるというところが多いようです。1日の授業時間が4時間ほどなので、卒業には4年かかるところが一般的です。
こちらは月~金曜の週5日、学校に来て勉強するためのもので、自宅学習などは行っていません。